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*広東語は音楽?  〜内潟さんの香港便り〜

さっきもの行きつけの三文治専門店で、持ち帰りを注文したのです。
相変わらず、来客でごったがえしていた時間だったので、馴染みのおばさんは私のいう言葉がよく判らなかったのでしょう、
「まあ、あなたの広東語、最近下手になったのと違う!」
という罵声を浴びせられながら、注文を頂いて持ち帰ったのでした。

こんなことしょっちゅう。
が、こちとらは「蛙のツラにションベン」だわね。でないと毎日がやっていけない。
使えば使うほど相手もそれなりの程度を期待する。
そうすれば、時には判りにくいとなれば、ストレートに何でもものを言ってくるのがこちらの土民様です。

支那語というのは、まるで音楽を歌うがごとくしゃべらないと、相手に伝わらない。
音階が重要。そこが我々外国人の泣き所。
逆にそれだけ語彙が少ないという背景があるのです。
その少なさを音階で区別している、といってもいいでしょう。
が、英語と比べると日本語など、語彙の少ない原始的な言葉だな、と思わざるを得ない・・・。
What do you say to it ?