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*旅の朝食  〜エムトラスタッフ塗田さんの旅行日記〜

旅の朝食・・・
国内外問わず、旅行している時の朝食って楽しみではありませんか?
今回は朝食についてです。

私が主に宿泊した2〜3つ星のこじんまりとしたホテル又はペンシオーネ(日本の民宿みたいなもの)の朝食はふつう、パン2,3種類、バター、ジャム、コーヒー又は紅茶です。(いわゆるContinental Breakfast大陸風朝食と呼ばれる軽めのものです)
はじめは「えっ、これだけ?」と寂しく感じたけれど、前夜のディナーを時間をかけてゆっくり、たっぷり、遅くまで食べる国の人には理にかなってます。

パンも美味しい国もあれば、パサパサでまずい国(個人的な意見としてイタリア)もあります。
フランスでは、パンはもちろんクロワッサンでした。おいしかったよ!
しかし、例えばスイスやドイツ、オーストリアなどの田舎の町や村のホテルの朝食は、大概ハム2〜3種類、チーズ2〜3種類、シリアル、ヨーグルト、ジュース、フルーツがプラスされて出てきます。「嬉しい!」の一言。
すかさず、それでサンドイッチを作り、昼食分としてカバンにしのばせるのは私だけ?!(だって、長旅だもん。節約しないとね!)

しかし、しかし、もっと素晴らしい朝食があったのです。
そう、English Breakfast(イギリス式朝食)です。
私の泊まったB&Bの朝食はまさにそれでした!

まず、イギリスのパンはトーストです。
このトーストが超薄で、こんがりと焼けていてパリッとした感じで食べます。
トーストにはバターをたっぷり塗って、オレンジマーマレードをつけます。
このオレンジマーマレードも手作りです。
お皿にはタマゴ、カリカリベーコンソテー、カリカリウィンナーがトマトやマッシュルームなどの野菜と共に出されるのですが、ここでタマゴの調理法を聞かれます。
スクランブルかオムレツか、目玉焼きか、ボイルドエッグか?といったところでしょうか。
イギリスのトマトは小ぶりで、たいてい茹でたり、ソテーしてあります。
これにオレンジかアップルジュース。そしてさらに、たっぷり紅茶とミルクがでてきます。
いつも「Caffe please」の私もこの時はもちろん「Tea please!」でした。
もうお腹がいっぱいで、夕食まで何もいらないって感じ。

でもイギリスの人が毎日これだけ食べているか?というと答えはNO。
聞いてみると、パンや紅茶だけとか、プラス、タマゴを一個とかシリアルだけとか食べない!とか、皆、シンプル。
ただ、教会に礼拝に行く日曜日などは、ゆっくりとEnglish Breakfastを食べる人もいるそうです。

以上は2〜3つ星ホテルの朝食であり、4つ星以上となるとビッフェスタイルでいつも豪華です。
和朝食ありってところもあります!

皆さんはどんな朝食を食べましたか?