このコーナーはエムトラをご利用のお客様や、エムトラスタッフ(や、そのペット)から寄せられた世界の話を皆様に紹介するコーナーです。
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*スリランカ旅行報告  〜タケイチエさんより〜

スリランカに行ってみるまでは、「紅茶の産地の、インドの下のほうにある島で妙にエムトラベルで勧められる国」程度で、どんな国なのか、あまり想像が出来ませんでした。

名古屋空港から、香港乗り継ぎのキャセパシフィック航空で、香港から空路約6時間。
スリランカは緑豊かな自然に真っ青な空とインド洋。そして仏教の国という印象を受けました。
現地の人々は、老若男女、皆小顔で手足がすらりと長く、女性の多くはサリーを来ていました。
食事は基本的にカレー中心でしたが、毎食とてもおいしく、特に果物が絶品で今まで食べてきたバナナは何だったのかと思われるほど。

2日目の夜は、スリランカの有名建築家というジェフリー・パワ設計の「カンダーラマホテル」に宿泊しました。このホテルは森の中にあり、山賊が出そうな長く細い道をバスに揺られ、本当にホテルに辿り着けるのかしら・・・と心細く思っていると、突如岩肌をくり抜いたレセプションが現れ一同びっくり。 ホテルの中を鳥がパタパタと通り抜けていき、猿が実際に普通にいたりして完全にジャングルと一体化していました。
建物はとても上品ですっきりとしており、スタッフもこちらが気を張ることなく大変好印象でした。

また外は真っ暗で、夜空がプラネタリウムのように近くに見え、南十字星も見失うほど沢山の星が出ていました。早朝日の出の頃に、こっそりホテルの野外プールに入ってみましたが、下には静かな湖が広がっていて、横では猿が水を飲んでいました。

今回のツアーは、スリランカ好きのエムトラベルスタッフに案内していただいたため、土産物屋へとこまねく現地添乗員「カンタさん」をけん制しつつコロンボデパートに行ったり、朝はホテルをゆっくり出発したり、嬉しい配慮がいろいろありました。
その他も、皆必死の形相で、炎天下登ったシギリアの岩山や、現代音楽に通じるリズムと創作ダンスのような新鮮さに妙に心惹かれるキャンディダンス、波の音が聞こえる浜辺のアユールべーダ(ツボ押しマッサージ)、雑貨屋パラダイスロードでの全員(正木さん以外)血眼のお買い物など盛りだくさんでした。

全員で8人の旅行で、何と言っても参加者の皆さんの雰囲気がよく、とても思い出深いものになりました。スタッフの皆さん、どうも有難うございました。