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*塗田さんの旅行日記 番外編part2 インド編
           【あなたの人生、変わるかも・・・!】(2)

 そんなこんなで私達一行はインドの大都会カルカッタにやってきました。
カルカッタは大都会。人、車、牛、プラス砂ぼこりで街全体が茶色って感じ。
「ひぇ〜ボーっとしてらんないや」って感じ。

  ネパールの田舎から来た私達はその違いとそのパワーにキンチョーしました。
スリ、ひったくりも多いし、物乞いも来るし、売りつけオバサンも寄って来るし。
そのインドパワーに負けじと一生懸命、歩いていると、
「さぁぁ、あっちに渡るぞーー」と正木さん。
「えっ??」 こんな次から次へと車、バイク、自転車がフツーに走っている道路を
どうやって渡れってゆーのぉぅー?!しかも幅、50メートルはあるぞー!
アジアを旅行した人なら想像できますよね?!

  始めは冗談かと思ったけど、どうやら本気みたい・・・。
皆の顔もキンチョーでひきつり気味。
「インド人はみな、渡っとんやんかい、見てみぃ」と正木さん。
「あたしゃーインド人じゃぁないわい」と私。
遥かかなたに信号のある横断歩道らしきものが見えるには見えるけど・・・。
キーキーパーパーたじろぐ一行。
そこで正木さん、 「ここを無事渡れたら、人生変わるよ」とポツリ一言。

 これが片町のスクランブル、いやいや東京の丸の内交差点で言われても、「ケッ」ってなもんですが・・・ハッと皆の顔を見ると、 あれれ、目が輝き出しているのです。
特に悩める30代イケメン2人。
でも、そう、これがインドなのです・・・。こわっ。

 そして次々と渡り始めたのです。
「ゲッ、ボーとしてたら置いてかれるーー」とあせるトロい私。
この時ばかりはふだん何かと正木さんに反発していた私ですが、しっかりと正木さんのジャケットの裾を握り締め、渡りきったのでした。
油と冷や汗が混じった手あかのついた手形は、シミとなって今でも消えないそうです。
スミマセン・・・。

 渡りきった皆の顔は自信に満ちていました(大袈裟?)
とくにイケメン2人の輝きはすごかった! ス・テ・キ!

 そして人生は変わったか・・・?!
地元有力企業に就職する予定だった私だが・・・、
翌年春、「はい、エムトラベルの塗田でぇ〜〜す!」と言っていたのである。。。。
変わったんだろーなぁーー、大幅に・・・。
  
  イケメン2人はどうしたかなぁ〜〜〜。


(補足)横断歩道を渡りきれたけれど、何も変わらないあなた、
今度はインドの野良牛のおしりを思いきっリたたいてみましょう!
(注)インドでは牛は神様だよ!