このコーナーはエムトラをご利用のお客様や、エムトラスタッフ(や、そのペット)から寄せられた世界の話を皆様に紹介するコーナーです。
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*エムトラバイト旅行記
      〜揉まれ揉まれてイスタンブール編〜

まず、トルコはとっても美味しい国だった!
豪快に削られるケバブに、甘酸っぱいリンゴ紅茶(最初は甘さにギョッとしたけれど!)…
何よりトルコのパンは、ハズレなし。「日本に帰ってからお家で作りたいですね」と、一緒に行った津田さん。本当に、毎日食べたいくらい美味しかった!

 イスタンブール初日、モスクのスピーカーから街中に響き渡る「エザーン」で目が覚めます。 朝のイスタンブールは霧が深く、もしかして今日は天気が悪い日と心配になるくらい空が白い。けれど心配ご無用、街を歩いて観光をしている間にだんだんと日差しが強くなってきました。

 この日はブルー・モスクことスルタン・アフメットモスクやアヤソフィア宮殿を見学してから自由行動に。早速グランド・バザールの中を歩きまわり、広さと人の多さでフラフラに…けれどイスタンブールっ子の日常生活も垣間見たい!と思い、トラムに乗って商店街なども巡ってみました。「何に使うの!?」というものが売っていたり、ディスプレイが面白かったり…イスタンブール大学にも潜入しようとしましたが失敗に終わりました。

 翌日はガイドさんと一緒に観光。前日に見た、高い天井の隅々にまでアラベスクが描かれているモスクにも圧倒されたけれど、私はこの日のベイレルベイ宮殿がお気に入りです。まるで映画のセットみたいな室内!贅を尽くした装飾も、部屋ごとにカラーが違っていて面白い。
 ボスポラス海峡のクルージングにも参加しました。「アジア側」「ヨーロッパ側」の間に海峡のあるイスタンブールの街。バザールの雑踏に揉まれるもよろしいですが、こうして海の上から少し離れて眺めるイスタンブールの街並みもなかなかステキです。夕方の日差しがよく似合っていました…。
 その後、トルコ式エステ「ハマム」へ。強烈な垢すりとバザールの雑踏以上に揉んでくれるマッサージには驚いたけれど、船の上で冷えた体もよく温まりました。

 3日目は朝から新市街へ。ガラタ塔にのぼり、市内を眺めます。下から見上げてもそれほど高く感じないこの塔ですが、上からの見晴らしは想像以上でした。最後のお昼ご飯に、ガラタ橋の下でさばサンドを食べました。中身がレタスに焼きサバ、そしてネギ!というなんとなく和食テイストなサンドです。
 それにしてもこの橋の上、釣りをしているおじさんたちが毎日ズラッと並んでいる…トルコ人は釣り好き?
(でも橋の下に並んだ植木鉢に釣り針が引っ掛かることもしばしば!大丈夫なのか?)

 今度トルコに訪れる時は、イスタンブール以外のトルコの都市、それから途中の乗り継ぎの待ち時間に少しだけ歩いたドバイもめぐってみたいなあ…そう思いながらトルコに別れを告げたのでした。
行ってみたい場所、増えるばかりです。

(エムトラのバイト)