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*初海外!
   西田さんのベトナム一人旅(2)



二日目。

朝、早目に起床して朝食へ。
ビュッフェ形式で中華風のおかずがいくつかと、フォー。
ベトナムに来て初めてフォーを食べたけど、思っていたよりもあっさりしていておいしかった。
日本で普段利用しているホテルとなんら変わりはなく、とても快適に朝食を済ます。

さて、この日は、オプショナルツアーを申し込んであり、クチ、メコン河へ。
バスがピックアップしてくれる。
ガイドさんは日本語が上手で、べっぴんさん。

まずはクチトンネルへ。
ベトナム戦争中、深い地下で生活をしていたクチの人々。
地下トンネルには台所や会議室などもあり、クモの巣のようにいくつも抜け道があるそう。
ここは国家遺跡にも認定されているらしい。

激戦の最中でも、人々はこの地下トンネルで、音楽を演奏し、歌を唄い、踊ったそうな。

実際にトンネルの一部を通ってみると、思ったよりも天井が低く、狭い、蒸し暑い。
そして、真っ暗!暗黒!!漆黒。。。。。。!!
皆、見えない!待って!と言いながら必死にトンネルの中を歩く。

一人の私も負けじと「やばい!暗い!いやあー!」と言いながら進んだ。
恥じている場合ではない。。。。。。
心配した男性一人が、「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた。

こんな中で現代の人間は生活なんてできない。

撮影ポイントではガイドさんが写真を撮ってくれた。
一人旅だけど自分の写真が出来てよかった。



クチを出発すると、昼食へ。

エレファントフィシュ、生春巻きなどベトナム料理をいただく。
今回はタイガービールを飲んだ。これも美味しい。
飲んで食べて、もうすでに眠い。



ツアーの方々とも昼食では会話も弾み、コミュニケーションが取れた。
異国の地、ベトナムで、それぞれ違う地域から同じ日に集まり、一緒に食事をしているという偶然に
なんだか不思議な気持ちになりながら。。。。。。
雑談をし、楽しく食事を終えた。

昼食を終えるとメコン河クルーズ。

手漕ぎボートを漕いでいるのはほとんどが女性だった。
最初は不安定に揺れていたボートも広い所に出ると安定し、景色を楽しむ。
ココナッツの木が沢山あり、見上げると葉から差し込む日差しがとてもキレイ。







手漕ぎボートを降り、少し大きいモーター付きのボートで陸に戻る。
ここでは初めてココナッツジュースをいただく。
想像していたよりもあっさりしていて、暑さで喉がカラカラだったのでとても美味しかった。



周りを見渡すと、どこまでも続きそうな壮大な河、真っ赤な夕陽、手にはココナッツジュース、生暖かい風を感じていると、
ここが異国の地、ベトナムだと改めて実感する。



帰りのバスではガイドさんに翌日回る予定の市場の話を聞いたりしながら過ごす。
不安な私は値段交渉の事、治安の事、何でも今のうちに、と相談した。


ホテルでバスを降り、コンビニでまたまた333(バーバーバー)ビールとスナック菓子、ミネラルウォーターなどを購入し、
ホテルへ戻る。

ホテルに帰ってからは、その日撮った写真を何度も見返してみたり、翌日回る予定の場所をいまいちど確認してみたりして過ごした。
翌日のために早く寝ようと思っても、体は疲れているはずなのに、ワクワクしてなかなか寝付けなかった。



3日目へ続く