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*2003年元旦 国内線1日移動日本記録樹立の旅 高橋泰 (4)

後日談。

 高校の同級生である本保君より、1月9日に以下のようなe-メールが送られてきた。
本保君は、NHKの航空関係の記者であり、飛行機事故などが発生するとニュースなどでレポートを行う彼の顔を見かけることがある。
当然、航空関係の知り合いも多い。

『高橋泰様、 たいへんご無沙汰しています。
  元日には、全日空フライトでの記録達成、おめでとうございます。
 貴殿のバイタリティには恐れ入ります。
 仕事の関係上、全日空関係者とも時々話をする機会があるのですが、貴殿の行動は、
 そのユニークさ故に、全日空社内でも多くの人が覚えていたようです。
 きょうは泰の記録話で盛り上がってしまいました。
 幾らか新たに分かったことがあったので、参考までメールしておきます。
 全日空によると、元旦の乗り放題サービスで、旅行が可能だった最長のルートは、
 月間エアライン誌の『読者応募の最長ルート』にもある通り、
 A)羽田→那覇→関西→新千歳→福岡→那覇→羽田   の計4795マイル(8880キロ)
 で、 もし、このフライトを体験した人がいれば、泰が記録した
 B)羽田→石垣島→那覇→羽田→釧路→羽田→福岡→羽田 の4705マイル(8713キロ)
 を やや上回ることになります。
 12月中旬、泰から、熱心なと言うべきか執拗なと言うべきかの問い合わせを受けた全日空
 の担当者は、真面目に調べた上で、「石垣島を使わないと一位にはならない」と答えて
 しまったそうですが、実際には、石垣を使わないA)というルートが最長だった。
 ところが、A)ルートを予約した人は実際にはいなかったということで、結論的には、
 泰の最高記録は間違いないようです。 なお、泰に手渡された証明書のコピーを、
 全日空から受け取りました。 担当者は「高橋様からお叱りを受けてしまう」と言っていましたが
  「本来、発行することになっていない証明書を、無理矢理発行させた  高橋も高橋だから」と
 言って、私も無理やりゲットした次第(笑)。 そんな全日空を許してやって。
 &こんなことを書いてしまう私も。』