*母娘タビニッキ インド編

 いざインドへ出発!という訳で早起きをして小松空港に。
久しぶりの小松空港。駐車場広くなりましたか?GWなのに楽々駐車できて嬉しかったです。
しかも駐車料金1日800円!小牧空港の民間駐車場より安いですよ。
きっとセントレアより安いはず。関空なんかは無茶苦茶高いし。地方空港はいいですねぇ。

 小松からIBEXエアラインズに乗って成田空港に。
50人乗りの小型機は最は、えーって思うほどちっちゃくって狭く思ったけど、キャビンアテンダントお姉さんはサービスも良く、なかなか快適でした。

 成田空港に着いたら早速、必要ないけど、海外用携帯電話をレンタルして、エアーインディアのカウンターにチェックイン。12:00出発の飛行機が遅れてて17:50に!
8:00に成田着のはずが、到着予定時刻は14:50になっておりました。
いったい何が起こったんでしょうか?

 1500円分のお食事券をもらってぶらぶらと成田見物をしました。
とりあえず、和幸でトンカツ食べて、あんまりにも時間があるんで美容院でヘアカラーまでしちゃいました。
そして、エアーインディア飛んでこないかなぁって想いながら展望ラウンジで飛行機見物。
ついでに、バスに乗って第一ターミナルまで行って展望ラウンジで飛行機見物。
こっちはJAL、ノースウエスト、ユナイテッドの飛行機が見れました。

 15時過ぎにエアーインディアやっとご到着。
18時過ぎに飛行機に乗れてやっとインドに向かって出発です。
何とか翌朝の飛行機にも間に合いそうでほっと一息です。
ところで、エアーインディアのキャビンアテンダントって、おばちゃんを通り越しておばあちゃんとおじいちゃんが多くないですか?若者もいるけど、平均年齢高そうでした。

 さあ、デリーに着いたら降ろしてくれるのかと思ったら、
ムンバイまで行く乗客を乗せたまま、機内の掃除。この待ち時間に蚊にたくさん刺されました。
ムンバイは3:00前位に到着。

 空港出口でJTBの現地ガイドのインド人に教えてもらって無事現地係員と合流して取りあえずホテルへ。
5:30にホテルを出て空港に、ちょっと来るのが早かったせいか、待合室ロビーには日本人が他にいなくて、ママの希望の日本人の居ない所でした。
でもそれはそれで、ちょっと寂しい感じでした。

 出発時間が近づくにつれ10人程の日本人がロビーに現れました。
やっぱり日本人の居ない観光地は存在しないんでしょうね。
今度はJET AIRWAYSに乗ってオーランガバードに出発。
初めてのプロペラ機に乗って1時間の空の旅、綺麗だし、サービスも良いし快適でした。

 オーランガバードに着いたら、
とりあえずホテルにチェックインして荷物を置いて、エローラ見物に!
やっぱりカイラーサ寺院は圧巻。見ごたえありました。
ぶらぶら見物してたらインド人の女の子に一緒に写真を撮ってくれと頼まれました。
まだ日本人って珍しいんでしょうか。1億人もいるのにねぇ。

 暑いから水分と栄養補給にカロリーメイトゼリーとウィダーインゼリーを日本から持参。
なにやら登山に持っていくと良いと聞いていたので。なかなか便利でした。
ちなみにポカリの粉末も持っていってミネラルウォーターに溶かしてポカリ作って汗で失われたイオンを補給。脱水でぶっ倒れた人見たことあるし、脱水は怖いから。
これは役に立ったかどうかは不明かな。

 晩御飯はホテルでナスのカレーとバターナンとタンドリーチキンを食べました。
カレーとナンはホットハウスで食べるのと大体同じような味でした。
タンドリーチキンは今まで食べた中で一番美味しかったです。

 ホテルでは電池式の蚊取り線香が大活躍しました。
羽の生えた大きめの虫も時間かかったけど退治してくれました。
こんなもの持って行くから荷物が多いんです。転ばぬ先の杖?大は小を兼ねる…?

 翌日はアジャンタへ。
バスターミナルには訳の分からん水晶もどきの石を持った物売りが、「あとで・あとで」って
付いて来たけど何とかやり過ごしてアジャンタ見物。
アジャンタの中は、物売り来ないのでのんびり見物できました。
ドライバーさんにレストランに連れて行ってもらって今度はチャパティーとヴェジカレーのセットを食べました。日本人用に辛くないっていうけど十分辛かったです。

そこで、アジャンタのガイドを終わってオーランガバードまで帰るバスを待っていた、インド人日本語ガイドに会いました。
彼のお客さんはアジャンタから鉄道でデリーに行くのでアジャンタで別れたそうです。
彼はインド政府のガイドの身分証明書を見せてくれました。見ても良くわかりませんでしたが。
私達のことをエローラでも見たそうで、どうしてガイドが付いていないのか不思議に思ってたそうです。
なんか、オーランガバードには日本語ガイドが5人だか8人だか居るそうです。
アジャンタからの帰り道は彼も同乗して帰りました。

バスで帰ると5時間から6時間かかるそうで、車だと2時間弱なので
私達にしきりに感謝していました。彼は帰り道の町並みを説明してくれました。



 オーランガバードオーランガバードでの現地ガイドもドライバーも親切で好印象でした。
アジャンタ・エローラを観光しているインド人も印象悪くなかったし、インド人って良い人達かもって思いました。私が10年程前にベナレスで感じたインドとはなんか違う印象を受けました。

 そして、今度はIndian Airlinesに乗ってムンバイへ、来たときとは違って大きい飛行機でした。
機内は梅雨時の生乾きの洗濯物の臭い!
そして、キャビンアテンダントはこれ以上内って位無愛想で雑でした。
飛行機が大きいせいか30分ぐらいでムンバイへ到着。
いよいよ憧れのタージマハールホテルです。

 チェックインをしたらレセプションのインド美人が部屋まで案内をしてくれました。
なにやら日本のお客様を大事にしているそうです。
タージマハールホテルはクラッシックホテルなのに室内は想像以上に近代的で快適でした。
部屋の入り口とバスルームは大理石だし、バスとシャワーブースは分かれているし、テレビは大型液晶テレビだし、ベッドは低反発マットレスでウエスティンホテルのヘブンリーベッドより全然快適です。
私が今まで泊まったホテルの中で一番良いホテルでした。
部屋のクローゼットの中にあったタージマハールホテルのロゴ入りの藁かなんかのカバンはとても可愛いです。

 さあ、晩御飯は言われた通り、WASABI BY MORIMOTOでSHUSHIを食べました。
ネタは殆ど築地から空輸してくるんだそうです。
寿司・刺身盛り合わせ2人前と天ぷら、ワイン・ソフトドリンク1杯ずつで2人で大体2万円也。
高くて美味しい御寿司でした。

 最終日はホテルの人に何とか頼んでタクシーでチャトラパテイ・シヴァージー・ターミナス駅とプリンス・オブ・ウエールズ博物館を見学。
博物館にはインドのいろいろな美術品が展示してありました。
その中のFAR EASTAN ARTのところに日本と中国の陶磁器が展示してありました。
景徳鎮や京焼き、伊万里の大皿、鍋島の皿も数枚ありました。
どれも素晴らしい物でしたがインド人興味ないらしく、証明も十分に当たってなく、説明も全く無くただ置いてあるって感じでした。

 そして、BOMBAY STOREでおみやげ物のお買い物をしました。
なかなか綺麗でオシャレなお店でした。
ムンバイから日本に出発!今回は定時に出ました。
デリーでは抜かりなく虫除けスプレーをかけて、万全の備えです。
今回もデリーで降ろして貰えませんでした。

 無事成田に到着。リムジンバスで羽田に。
羽田では待ち時間があるのでまた展望ラウンジで飛行機見物。
羽田のほうが沢山飛んでてピカチュウ飛行機2機も見れて楽しかったです。



 いつもは心配しないおばあちゃんは、なぜか心配して熊の胆とか高野山の薬とかおーいお茶の紙パックとかいろんな物を持って行けとうるさくってただでさえ多い荷物が又多くなったけど、
初めてお餞別くれたから荷物が重くなってもちょっとラッキーでした。

 今回かなり腰が引けてたインド旅行でしたが、
いざ行ってみるとインドもインド人も良いとこでした。
心残りは買い物が思う存分できなかったことです。時間がなかった。
もっと沢山買い物したかったよぉ。
訳の分からないインドのスナック菓子とか石鹸とかアユールヴェーダシャンプーとか
お香とガネシャやシヴァの置物とか細密画とかサリーとか…。
私の購買意欲が不完全燃焼!!折角少し大きいスーツケースを持っていったのに。
今度はもっと、でっかいスーツケースを買って、インドに行くんだ!
お香とか箱入りでケースごと買っちゃうんだ!
できたらビザ切れないうちに行きたいけど、ちょっと無理だから…。

 いつの日かまたインド!印象良かったからまたムンバイに! 
エアーインディアのマスコットは大好きだけど(昔、正木さんに貰った人形大事にとってありますよ。)、次行くならやっぱりシンガポールairlinesがいいかな。
インド旅行にあまり乗り気でなかったママも行ってみると、ママの再び行っても良いところリストにムンバイは加わったみたいです。

 ママ曰く、物売りと物乞いが居なきゃ、ものすごく楽しくてよい所だそうです。
やっぱりインドは又行きたくなる所みたいですね。
たった3日だったから、インドをどっぷり満喫はできなかったけど、
ちょっとインドの香りぐらいは嗅げたんじゃないかと思う旅でした。

ありがとうございました。

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