*なかむらくんのスリランカ旅行記 Ⅱ
結果、スリランカを散歩してきた感想はというと、めちゃくちゃおもしろかった。
時期がよかったのか毎日天気がとてもよくて、通り雨に3回出くわした程度で雨が降り続いた日は一日も無かった。
1日歩けば十分丸コゲになるくらい日差しが強く、毎日真夏日で最高だった。
夜はというと地元の暴走族なんて比にならないくらいハイテンションな蚊に悩まされたけど、
天井に付いているプロペラを回せばとっても快適だった。
石川の夏はとても短く、夏に飢えていた僕は
散歩期間の半分以上は黄金海岸といわれる南西海岸沿いにある街を転々としていた。
オシャレでいかした南国ムード満開の海の家がズラーッと建ち並ぶビーチもあれば、
津波が来たら間違いなく跡形もなくなるであろう民家と(*注:なかむらくんの散歩は2004年
2~3月です。)「よく乗れるよなぁ」と感心させられるほどの激細ボートだけが並ぶ漁村のビー
チもあり・・・と様々だった。
個人的にはウナワトゥナという街のビーチが一番心地良かった。
このままずっと1ヶ月間ビーチの街を楽しく転々とするのも良かったのだが、せっかくなので文化地帯なども散歩してきた。
シーギリアという街では、定員の約3倍は乗っているギューギュー詰めのバスで森の中を走っ
ていると突如ドドーンっと現れた高さ約195mもあるシーギリアロックがそびえ立っていたの
が印象的だった。
外観も頂上から見下ろす景色もまさに絶景だった。
気付いたらデジカメのメモリーが70近く減っていた。
ポロンナルワという街にある遺跡群サイクリングもすばらしかった。
約10世紀前から残っているもの、なかには紀元前から残っているものもあった。
想像することもできない時を経てきた産物と、遠い異国の地でまだ24年間しか歴史を築いて
いない自分が今ここでリンクしているというのは、なんとも不思議な感覚だった。
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